おまえさえいなければ

 

2週間分くらいの日記

下に行くほど最新

厚労省に連絡した。返事はまた折り返しとのこと。ちなみに今日も連絡なかった。うんちょ

最近は大抵のことがどうでも良くて、重要なのは 夢中になれる本や映画と会うこと、宇多田ヒカルの魅力再確認、お風呂 身支度 自炊の時間が気分よいこと、お水とお酒がおいしいこと、推しが尊いこと、楽しい会話。

仕事を減らし延々と引越し断捨離作業をしている。今日は本だけ業者さんが回収してくれた。推定2000冊。すっきりと本棚が空いて厳選した本をウキウキ詰め込んだらまた本棚いっぱいになって途方に暮れる。腰が痛い

丸善へ向かううちに息切れするほど目眩がしてきて思わずしゃがむ。年々、気圧の変動に弱くなった気がする。気のせいなのか本当に気圧によるものなのか分からない事の方が多い。医療の経験や知識があっても自分のことはずっとよく分からない。きっと人のために生きているような人たちは尚更自分のことに鈍感なんだろうな。私はそういう人とばかり出会ってきて、色んなものをもらってきた

なので、今日は小さな本屋さんで本を2冊買った。自分を納得させるのには時間がかかる。丸善が大好きでどうしても吸い寄せられてしまう

なにかを置いていき、また自分がそこへ戻った時、なにかがまだそこにあり続けているとはまったく限らないなと思う

どこかへ行く時は、多少なりとも何かを失う覚悟が必要と感じる

ダイズのプロテインずっと飲んでるけど、飲んだ日の夜はお肌が段違いにつるつる そんな即効性ある?

ポン-ピドゥ星にあるポン-ピドゥセンターでは欲しいと感じているものはなんでも手に入る

気に入った芸術作品を眺めている時のあのいい気分や、膝から崩れ落ちるような笑いも

最近 ふとその時のことを思い出した

今のぼくは欲しいものなんてもう何も無いと思っていたけれど、案外まだあるのかもしれない

これからのぼくが欲しがるものはなんだろう

いつかきっとまた ポン-ピドゥ星へ行きたいな

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?って本を8年保管してた。今にぴったり

共感能力が低い人は脱走アンドロイドと見做され処刑される世界。たしかに共感ってその場にハッピィ感をもたらしてくれる

でも人に共感するような時間はどんどん減ってきた。最近は相手の中の自分と違う部分を探る方がたのしい。自分はアンドロイドとして処刑されるだろう

ポン酢飲む。しょうゆと酢と柑橘まぜるだけだから自作も何も無いんだけど、出汁を少し入れると市販よりおいしくなるよ。今日は冷しゃぶをおつまみにポン酢を飲もう

枕をホテル仕様の値が張るやつにしたら人生全体が輝き出した

自分が抱える悩みの大半は相談どころか説明もうまくつかない。人に話してどうこうなる問題では無いんだろう。そういうことだってあるよね。瞑想とかいい気がする。

例えばシャワー中に肌を流れる水の感触や、食事中に口に入れたもやしの歯触り、それら今この瞬間心の向いた事にただひたすら集中する、とか。これをやると"体が上手く操作出来ていない"という感覚が改善されていく。書道教室で、筆が自分の体の一部のように感じたあの時間のような、道具と自分が一体化する感覚。ただ集中するだけでいい。体を動かす外側の部分と、それらに指示を出す脳や神経など内側の部分が繋がる。パイロットとロボがしっかり融合した感じ。そのうち心も操作できるようになる。いつのまにか悩みも薄れている。煩悩が晴れるというか。もしかしてルパン三世ゴエモンがよく滝に打たれてるのこういうことなんかな? なんか変な話しだけど、気が向いたら是非やってみてね

友達と駅でさよならする時に少し歩いて振り返ると、相手も振り返っていたりするよね。その時に手を振ると、振り返してくれる人もいるよね。だから私はいつも振り返ってた、相手が前を向いてもう振り返らない事を確認するまで何回も何回も。でも最近は一度も振り返らないことも多い。いつの間にか もういいやってなってた。振り返らない側の人間になっていった。知っていた筈なのに、こうやってだんだん手を抜き忘れていく 退屈な人間になっていくんだ

ハンギョドンくじアホみたいにやったらたくさんの風呂桶とマグカップもあたっちゃって困った困った。でも友人達がいつか会えた時もらってくれるって。みんな引き取り手が決まってよかった。1番くじって同じの当たっちゃったら困るなと思ってたけど、人にあげられるものはなんかいいな。それにハンギョドンくじは全部あたり!全部カワイイ!友人の家に私と同じマグカップと桶がある未来を思うとワクワクする、早く渡したいな。その時はなにかおいしいものでも添えよう。生存感謝

「侑子さんはみんなの願いを叶えてるけど、侑子さんの願いは、誰か叶えるのかな… って」

お布団のかけ方でどんな人かわかる、って患者さん言ってた。人にお布団をかけてもらう時の話。天使は実在するのだとその瞬間に確信を得たらしい

宝石の国という地獄のキラキラ漫画。バラバラに砕かれ200年埋められてたフォスフォフィライトが土から復活してドロドロに溶けながら「祈れ 機械 僕のために おまえさえいなければ」って先生に言ったセリフ 時折思い出す。本当にすごい。おまえさえいなければ。なんだこの究極に拗らせた愛。これがどこか軽やかに描かれるもんだから市川春子の作品は特別な位置に居座り続ける

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同じような台詞でもうひとつ大好きなのが「あんたが全部私のものにならないなら 私何も要らない」返答「だったら優しくしてよ!」

悪夢から目が覚めて暫く震えが止まらなかった。こんなことひと月に何回かある。楽しめているからぜんぜんロングラン上映してもらって構わないけどね

エッセイというか 人の日記が大好きなんだけど 吉本ばななさんみんな好きって言うから読んでみようかな。

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この本自体がずっと羅針盤になってくれている、私にとっての西の魔女とは梨木香歩自身のことだと思う
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夢十夜星野道夫が特に好き。星野道夫の本ってもっとあるのかな?いつかぜんぶ読みたい写真集もほし〜

ミステリーはジャンルの中で1番読むけどここには一冊しかない

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妹が勤務終わりに買ってきてくれた喜びケーキ


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こんなにたくさん食べちゃったのよね…

 

 

おわり