夕子へ

 

 

夕子へ

貴女が居なくなってから 3年が経ちました

私は未だ何処か 貴女の面影をこの古い街に探してしまいます

この世に貴女は居ない だけど 貴女は何処にでも在る 地面に 空気に 草木に 山に 水に 街に 心に沁み込んだ貴女のたましいを感じる 姿無くとも 何時も私の側に居てくれている それを忘れた日は有りません

ありがとう夕子 貴女はこの色彩豊かな情緒舞う街の美しい1つの色になった 夕子 貴女の色は言葉に出来ない 君より綺麗な色は無い 貴女が愛したこの街を守るよ 頑張る 頑張るから だからお願い 私が行く時は 約束のあの場所でどうか待っていて 必ず迎えに行くよ 約束する 夕子 たった1人の美しい女の子 海のように深い貴女の瞳が この街の灯りと共に 永遠に綺羅めき続けることを信じています

また巡り会える日まで

おやすみ夕子 良い夢を

ありがとう

朝子より

 

 

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P.S.  私は八ツ橋は"おたべ"派だよ 夕子