2日前くらいの日記

 

夜 涼しいから散歩しよかと思って外に出たら東の空のあたりがものすごい稲妻で賑わってた

音が全くしないことが不気味に思える程の激しい稲光で、即座に散歩を断念する

安全な屋根の下でよくよく調べてみるとどうも雷雲の所在地は自分の家からは遠く茨城県の方で、ここでの落雷の危険はない様子。恐る恐るもう一度確かめに外へ出た

光は目の前のことのように見えるのに、音はこんなにも届かないものなんだなあと不思議に思う

そりゃこだまよりひかりの方が断然速いわけだ

空に巨大な稲妻の木が生まれるような凄まじさに圧倒されて1時間くらい眺めてた

人間は絶対に到達出来ないと分かる圧倒的な脅威のような

オーロラを見るときってこんな気持ちなのかもしれない

西の空を見上げると雲一つ無く星が見えているもんだからまたすごい 星と雷の共演なんて初めて見たけどいいもんだった

一見恐ろしいけどちゃんと調べてみれば殆ど怖くなくて、少し勇気を出すだけで輝かしい瞬間を得るような体験、あと幾つ経験するんだろうか

 

そんで次の日 気になって雷の仕組みを調べていたんだけど、上空のマイナス電気と地上のプラス電気がくっついて安定したいが為に起こるって改めて知った。ハートフルなんだわ

イナズマが木のように枝分かれするのは最短で安定場所を探す為で、プラスとマイナスが無事に出会えた瞬間に雷は地上に落ちる、という仕組みらしい

しかも上から下へ落ちているように見えて実は手が伸びるように地上から迎えに行っているそう

興奮する

 

でもどうして白色に見えたり、綺麗なすみれ色に見えたりするんだろうね、そこまでは調べてないけれども

遠くから眺めれば美しく尊いものまた一つ知ったな

死後は是非上空すぐ近くから落雷を眺めて電撃に触ってみたい